2802.今日の植物(2285):スキゾロビウム
今日の植物は、スキゾロビウムと言います。しばらくバハマから発行された切手に行っていましたが、再びマメ科に戻ってきました。
スキゾロビウムは、ジャケツイバラ科 Schizolobium parahyba属(スキゾロビウム属)の植物で、この属に分類される種は2つの種しかないようです。
切手に描かれているSchizolobium parahyba種について情報がありました。
それによりますと、Brazilian firetreeとかBrazilian fern treeと呼ばれているということで、熱帯アメリカに分布する種だということです。特に成長が早いことで知られていて、1年で3メートルも成長するとか、5年もあれば30メートルにも達するという情報もありました。
全長は40メートルにも達し、長さが1メートル以上にもなる細い葉が40~60枚向かい合って着くところは、ヤシかシダと見間違う外観を持っているそうです。Brazilian fern treeという名前はそこから来ているのでしょう。
明るい黄色のたくさんの花を10月から12月にかけて咲かせ、蜜を持つところから様々な昆虫を引き寄せるという特徴もあるようです。
写真です。
スキゾロビウム・パラヒバ Schizolobium parahyba
切手です。
スキゾロビウム・パラヒバ Schizolobium parahyba
1972年 英領ホンジュラス発行(樹木)
●一緒に発行された切手はこちらです。⇒切手植物図鑑
スキゾロビウムは、ジャケツイバラ科 Schizolobium parahyba属(スキゾロビウム属)の植物で、この属に分類される種は2つの種しかないようです。
切手に描かれているSchizolobium parahyba種について情報がありました。
それによりますと、Brazilian firetreeとかBrazilian fern treeと呼ばれているということで、熱帯アメリカに分布する種だということです。特に成長が早いことで知られていて、1年で3メートルも成長するとか、5年もあれば30メートルにも達するという情報もありました。
全長は40メートルにも達し、長さが1メートル以上にもなる細い葉が40~60枚向かい合って着くところは、ヤシかシダと見間違う外観を持っているそうです。Brazilian fern treeという名前はそこから来ているのでしょう。
明るい黄色のたくさんの花を10月から12月にかけて咲かせ、蜜を持つところから様々な昆虫を引き寄せるという特徴もあるようです。
写真です。
スキゾロビウム・パラヒバ Schizolobium parahyba
切手です。
スキゾロビウム・パラヒバ Schizolobium parahyba
1972年 英領ホンジュラス発行(樹木)
●一緒に発行された切手はこちらです。⇒切手植物図鑑
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2801.今日の植物(2284):ナシア
今日の植物は、ナシアといいます。今回もバハマから発行されたセットに含まれていた植物です。
ナシアは、クマツヅラ科 Nashia 属(ナシア属)の植物で、The Plant Listでは7つの種名があげてありました。
一方、いつもお世話になっていますウイキペディアによれば、つい最近までNashia 属には7つの種が含まれるとされていたのですが、その後の研究でNashia inaguensis種の1種のみとされ、他の6つの種は違う属に分類されるようになったのだといいます。
その唯一の種は、切手の発行国であるバハマで確認された種(しかし、それは他の地から移って来たのだとされているようです)だということですが、その後プエルトリコやバージン諸島でも発見されたという情報もありました。
と、The Plant Listとウイキペディアの見解が分かれていますが、切手に描かれているNashia inaguensis種はNashia 属とされている点は変わりがありませんので、そのまま行きましょう。
Nashia inaguensisは、バハマのInagua地区の島嶼に自生しているということで、種小名のinaguensisはそのことによります。匍匐して伸びる植物で、葉や白い花には芳香があり、その香りが昆虫を引き寄せるということです。
Nashia inaguensisは小さく育てることが可能で、盆栽用にも使われるということです。また、柑橘類、バニラあるいはパイナップルに似た香りを持つことから、ハーブティーとして利用されているという情報もありました。
写真です。
ナシア・イナゲンシス Nashia inaguensis
切手です。Moujean teaとかBahamas berry、pineapple verbenaなどと呼ばれているそうです。
ナシア・イナゲンシス Nashia inaguensis
2019年 バハマ発行(原産の植物)
ナシアは、クマツヅラ科 Nashia 属(ナシア属)の植物で、The Plant Listでは7つの種名があげてありました。
一方、いつもお世話になっていますウイキペディアによれば、つい最近までNashia 属には7つの種が含まれるとされていたのですが、その後の研究でNashia inaguensis種の1種のみとされ、他の6つの種は違う属に分類されるようになったのだといいます。
その唯一の種は、切手の発行国であるバハマで確認された種(しかし、それは他の地から移って来たのだとされているようです)だということですが、その後プエルトリコやバージン諸島でも発見されたという情報もありました。
と、The Plant Listとウイキペディアの見解が分かれていますが、切手に描かれているNashia inaguensis種はNashia 属とされている点は変わりがありませんので、そのまま行きましょう。
Nashia inaguensisは、バハマのInagua地区の島嶼に自生しているということで、種小名のinaguensisはそのことによります。匍匐して伸びる植物で、葉や白い花には芳香があり、その香りが昆虫を引き寄せるということです。
Nashia inaguensisは小さく育てることが可能で、盆栽用にも使われるということです。また、柑橘類、バニラあるいはパイナップルに似た香りを持つことから、ハーブティーとして利用されているという情報もありました。
写真です。
ナシア・イナゲンシス Nashia inaguensis
切手です。Moujean teaとかBahamas berry、pineapple verbenaなどと呼ばれているそうです。
ナシア・イナゲンシス Nashia inaguensis
2019年 バハマ発行(原産の植物)
2800.今日の植物(2283):ゴクナティア
今日の植物は、ゴクナティアといいます。今回もバハマのセットに含まれていた植物です。
ゴクナティアは、キク科 Gochnatia属(ゴクナティア属)に分類される植物で、このGochnatia 属には70の種が属しているということです。
ウイキペディアの情報によりますと、Gochnatia 属の植物はほとんどが低木(shrub)ですが、いわゆる樹木や草本もあるのだそうです。そのすべての種は、熱帯アメリカを原産地とするものだそうです。
ウイキペディアにはこの属名Gochnatia がFrederic Karl Gochnat氏に由来するものだという情報がありました。しかし、そのウイキペディアには氏に関する情報がなかったのですが、ネットのサイトで氏についての情報を得ることができました。それによりますと、Frederic Karl Gochnat氏(1784-1816)は、フランスの園芸家にして植物学者だということです。
面白いのは、そのサイトがPlant genera named after people (1753-1853)というタイトルで、1753年から100年間に報告された属名にゆかりの人物に関する情報を掲載したものだというところです。このようなサイトはこれまで見たことがなかったものですから、これから利用できる楽しみな情報源です。
で、ネットで見つけたGochnatia属に関する情報は以上のようなものでした。あまりにあっけないのですが、とりあえず写真です。
ゴクナティア・パウキフロスクラ Gochnatia paucifloscula
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切手です。切手には、Anastraphia pauciflosculaという学名が記されていますが、The Plant ListによればこれはGochnatia pauciflosculaと同義ということです。
ゴクナティア・パウキフロスクラ Gochnatia paucifloscula (=Anastraphia paucifloscula)
2019年 バハマ発行(原産の植物)
ゴクナティアは、キク科 Gochnatia属(ゴクナティア属)に分類される植物で、このGochnatia 属には70の種が属しているということです。
ウイキペディアの情報によりますと、Gochnatia 属の植物はほとんどが低木(shrub)ですが、いわゆる樹木や草本もあるのだそうです。そのすべての種は、熱帯アメリカを原産地とするものだそうです。
ウイキペディアにはこの属名Gochnatia がFrederic Karl Gochnat氏に由来するものだという情報がありました。しかし、そのウイキペディアには氏に関する情報がなかったのですが、ネットのサイトで氏についての情報を得ることができました。それによりますと、Frederic Karl Gochnat氏(1784-1816)は、フランスの園芸家にして植物学者だということです。
面白いのは、そのサイトがPlant genera named after people (1753-1853)というタイトルで、1753年から100年間に報告された属名にゆかりの人物に関する情報を掲載したものだというところです。このようなサイトはこれまで見たことがなかったものですから、これから利用できる楽しみな情報源です。
で、ネットで見つけたGochnatia属に関する情報は以上のようなものでした。あまりにあっけないのですが、とりあえず写真です。
ゴクナティア・パウキフロスクラ Gochnatia paucifloscula
TART OPTICAL/タート オプティカル ARNEL/アーネル JD-04 48サイズ ジェームス・ディーン ジョニーデップ 日本製 人気 お洒落 送料無料 「メンズ」「レディース」眼鏡フレーム TART OPTICAL/タート オプティカルARNEL/アーネルJD-04 002 48size【基本レンズ無料】【送料無料】日本製正規復刻モデル
切手です。切手には、Anastraphia pauciflosculaという学名が記されていますが、The Plant ListによればこれはGochnatia pauciflosculaと同義ということです。
ゴクナティア・パウキフロスクラ Gochnatia paucifloscula (=Anastraphia paucifloscula)
2019年 バハマ発行(原産の植物)
2799.今日の植物(2282):エルノデア
今日の植物は、エルノデアといいます。前々回、前回に続いてバハマから発行されたセットに含まれている植物です。
エルノデアは、アカネ科Ernodea属(エルノデア属)に分類される植物で、The Plant Listには9種の名前が挙げてありましたので、小さな属ということになります。
ウイキペディアの情報によりますと、Ernodea 属の植物は、カリブ海地域に固有の植物だということで、その分布は大部分がバハマ諸島に限定されるということです。
切手に描かれているErnodea gigantea種は、樹高2メートル程度の低木で、バハマのCrooked Islandという島にだけ分布しているのだそうです。花は、緑色の萼を持ち、白あるいはピンク、赤い花弁を持っています。
写真です。これもネットから借用しています。
エルノデア・ギガンテア Ernodea gigantea
切手です。
エルノデア・ギガンテア Ernodea gigantea
2019年 バハマ発行(原産の植物)
●この切手の図案、上の左の写真と構図がよく似ています。ひょっとして、この写真から切手を作成したのかも?
以前にも同じような例がありました。こちらです⇒ウオレミマツ
エルノデアは、アカネ科Ernodea属(エルノデア属)に分類される植物で、The Plant Listには9種の名前が挙げてありましたので、小さな属ということになります。
ウイキペディアの情報によりますと、Ernodea 属の植物は、カリブ海地域に固有の植物だということで、その分布は大部分がバハマ諸島に限定されるということです。
切手に描かれているErnodea gigantea種は、樹高2メートル程度の低木で、バハマのCrooked Islandという島にだけ分布しているのだそうです。花は、緑色の萼を持ち、白あるいはピンク、赤い花弁を持っています。
写真です。これもネットから借用しています。
エルノデア・ギガンテア Ernodea gigantea
切手です。
エルノデア・ギガンテア Ernodea gigantea
2019年 バハマ発行(原産の植物)
●この切手の図案、上の左の写真と構図がよく似ています。ひょっとして、この写真から切手を作成したのかも?
以前にも同じような例がありました。こちらです⇒ウオレミマツ
2798.今日の植物(2281):レピダプロア
今日の植物は、レピダプロアといいます。前回のバハマのセットに含まれていた植物です。
レピダプロアは、キク科 Lepidaploa属(レピダプロア属)の植物で、The Plant Listでは141の種名が挙げられていました。
ウイキペディアの情報によりますと、このLepidaploa属の植物は、西半球の熱帯地域に自生する植物だということです。
切手に描かれているLepidaploa arbuscula種に関する情報がありました。それによりますと、この種は、前回登場しました、ハギカズラ(Galactia bahamensis)と同じくバハマのLucayan 諸島に固有の植物のようです。その北島の松林や南島の砂地、石灰岩地に分布しているということです。5枚の紫がかったピンクの花弁の花を咲かせるのだそうです。
写真です。これもネットから借用しています。鮮やかな色彩のいい花です。
レピダプロア・アルブスクラ Lepidaploa arbuscula
切手です。
レピダプロア・アルブスクラ Lepidaploa arbuscula
2019年 バハマ発行(原産の植物)
レピダプロアは、キク科 Lepidaploa属(レピダプロア属)の植物で、The Plant Listでは141の種名が挙げられていました。
ウイキペディアの情報によりますと、このLepidaploa属の植物は、西半球の熱帯地域に自生する植物だということです。
切手に描かれているLepidaploa arbuscula種に関する情報がありました。それによりますと、この種は、前回登場しました、ハギカズラ(Galactia bahamensis)と同じくバハマのLucayan 諸島に固有の植物のようです。その北島の松林や南島の砂地、石灰岩地に分布しているということです。5枚の紫がかったピンクの花弁の花を咲かせるのだそうです。
写真です。これもネットから借用しています。鮮やかな色彩のいい花です。
レピダプロア・アルブスクラ Lepidaploa arbuscula
切手です。
レピダプロア・アルブスクラ Lepidaploa arbuscula
2019年 バハマ発行(原産の植物)